PS3のファームウェアアップデートで、PS/PS2ソフトのアップスケーリングに対応する。
もともと、PSは320x240(出力時は640x480)、PS2は640x480(ソフトによりこれ以上の場合もある)が基本的な解像度である。
これが、最大で1080p(1920x1080)まで対応される。ただし、出力の解像度が上がっても、もともとの解像度が低いため、画質の向上は限定的である。(あくまで引き伸ばすだけ場合によってはぼやける)
表示方法はフル、ノーマルの2種類で、フルの場合は強制的に出力解像度に、ノーマルの場合は縦横比率を保持したまま出力解像度にそれぞれ引き伸ばされる。
ここら辺はPSPでPSのソフトをプレイする時と変わらない。
また、スムージング機能も追加されたが、これは画像を「なめらかにする」ものでぼやける場合もある。
TVやゲーム(の種類)、個人の好みにもよるため、どれが最良かはいえないが選択肢が増えるというのはいいことである。
DVDの1080p、720pへのアップスケーリングにも対応したが、市販ソフトのDVDの場合はHDMIからしか出力できない(D端子は不可)。これは著作権保護のためで、PS3に限らず多くのアップスケーリング対応DVDプレイヤーでも同じである。
ゲーム、DVDのアップスケーリングだが、これまではテレビ側で行われていたものがPS3で行われることになる。そのため、テレビ側のアップスケーリングのほうが高画質の場合もある。まあ、CELLの能力を活かしアップスケーリングが可能になるし、今後もファームウェアのアップデートなどでどんどん画質がよくなっていくだろう。
BD(ブルーレイ)再生にはアップスケーリングとは逆に720pへのダウンスケーリングに対応した。基本的にBDは1080p(場合によっては1080i)が多く、それを720pとして出力してくれる。
他にも、待望のメモリーカードアダプターへのセーブデータ書き戻し機能が追加された。
今までは、メモリーカードアダプターを使用しても、PS3にしか保存できず、保存したデータはメモリーカードに戻せなかった。
これについてはかなり批判も多く、「ようやく」書き戻しに対応したことになる。
DLNAクライアント機能にも対応した。これにより、DLNA対応機種(WindowsVistaやXPのほか、DLNAサーバー機能を持った機器)に保存してある、音楽や映像などを再生できるようになる。Windows Media Player11があればPC上のファイルが利用できる。ただし、PS3で再生可能なものに限られるため、WMVなどは利用できない。
また、著作権保護機能には対応していないため、録画したデジタル放送などは再生できない。
現在は、家庭内(ローカルエリア内)でしか利用できなかったPSPによるリモートプレイが、インターネットにも対応する。
リモートプレイでゲームが出来るようにして欲しい。ただ、対応したとしても遅延がひどくてアクションゲームなどは出来ないだろうが。
また、リモートプレイをするためにはPS3の電源をつけっぱなしにしておかなければならない点も改善して欲しい。
■システムソフトウェア バージョン 1.80 アップデートについて
http://www.jp.playstation.com/ps3/update/
2007年05月24日
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